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ホンダと日産自動車の中国での2014年の新車販売が前年実績を下回る可能性が出てきた。
２日に発表したホンダの11月販売は、前年同月比12.1％減の約７万3000台と大幅に落ち込んだ。
５カ月連続のマイナスで、１～11月の累計も前年同期比1.4％減った。
主力車種の「アコード」「ＣＲ―Ｖ」がともに同20～40％減と落ち込んだ。
14年通年で13年の前年実績を上回るには、残る１カ月間で11万台以上を販売する必要があるが、
達成は困難な状況だ。
日産の11月販売も同11.8％減の約11万6200台と低迷した。
ホンダと同様に５カ月連続のマイナス。主力小型車の「サニー」「ティーダ」の不振が続き、
景気後退で商用車の販売低迷も長引いている。
同社は１～11月の累計が同1.7％増となるが、13年春に事業譲渡した商用車の約５万台分の販売台数が
現在の統計には含まれていないため、13年実績を上回るのは事実上難しい。
トヨタ自動車の11月販売は前年同月比2.9％増の約９万2300台と４カ月連続でプラスを維持。
１～11月累計でも前年同期を12.2％上回っている。
(広州＝中村裕)
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