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スマートグラスで倉庫仕分けや保守を効率化、SAPジャパンがアプリ提供
ウェアラブル端末の業務利用へ
【Impress Watch】(2014/11/7 06:00)
SAPジャパン株式会社は6日、ウェアラブル端末の利活用を実現する拡張現実(AR)モバイルアプリ新製品を
発売した。スマートグラスを使って、倉庫でのピッキング作業を効率化する「SAP AR Warehouse Picker」と、
保守保全作業を支援する「SAP AR Service Technician」の提供を開始した。
同社は、スマホ・タブレットアプリをすでに500種類ほどを提供しているが、導入企業では
「ハンズフリー化」などを望む現場の声があるため、これらアプリのウェアラブル端末での応用をめざした。
独SAPが10社ほどのユーザー企業とのCo-innovation(現場からの協働革新)でアイデアを練り、倉庫での
ピッキング作業と保守サービス作業における未来のビジョン(動画参照)を構築。その実現に向けた
第一弾として、今回のアプリを開発した。
SAP AR Warehouse Pickerは、倉庫作業者をターゲットに提供。スマートグラスでピッキングの指示を
受けたり、カメラで品物・ロケーションのバーコードを読み取り、仕分けにかかる時間を最適化。
音声認識による作業にも対応する。
URLリンク(cloud.watch.impress.co.jp)
スマートグラスでバーコードを読み取る
一方のSAP AR Service Technicianは、スマートグラスの画面に作業手順を表示したり、音声メモの記録機能で
リアルタイムに現場の作業員に指示を出したり、現場での保守作業をハンズフリーで行えるようにする。
作業手順は、3Dモデルのアニメーションで視覚的に確認することが可能だ。
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3Dモデルで作業手順を確認
昨今多様な種類のウェアラブル端末やセンサー技術が登場し、市場が広がりつつある。コンシューマ市場では
プライバシー問題などもあり、足踏みが続いているが、業務利用では「倉庫」「生産現場」「小売」
「メンテナンス」「サービス」などの分野で活用事例が増えつつあるという。
(以下略)
ソース: URLリンク(cloud.watch.impress.co.jp)