14/11/04 20:49:24.37
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百貨店大手5社が4日発表した10月の売上高(既存店ベース、速報値)は、高島屋など3社が前年同月を下回った。
秋冬ものの衣料品は堅調だったが、2回の台風直撃で客足が伸びなかった。
10月から訪日旅行客向けの免税対象が広がったことで、各社とも主要店舗の訪日客向け売り上げは2~3倍に増えたという。
阪急阪神百貨店は1.5%増(9月は3.1%増)と4カ月連続プラス。100万円を超える時計、ブランド雑貨など
高級品の売れ行きが堅調だった。
三越伊勢丹は0.3%増と前年並みを維持した。
高島屋は0.4%減、大丸松坂屋百貨店は1.7%減、そごう・西武は1.5%減とマイナスが続いた。
台風で営業時間を短縮するなどした影響で、10月中旬まで販売が伸び悩んだ。
下旬に向けては気温が下がり秋冬の衣料品が売れはじめ、前年同月を上回って推移したという。
免税品は化粧品や食料品などに拡充されて、各社とも東京や大阪にある店舗での関連売り上げは2~3倍だった。
しかし、全体の売上高に占める比率は2~3%で、台風などの影響を相殺するには力不足だった。