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韓国の電機大手、サムスン電子は7日、暫定集計で、2014年7~9月期の営業利益が4兆1千億ウォン(約4200億円)になったと
発表した。前年同期に比べて59・7%減の大幅悪化だ。競争が激化しているスマートフォン市場での収益悪化などが影響した。
売上高は47兆ウォン(約4兆8千億円)で、前年同期比で20・5%減だった。営業利益が5兆ウォンを割り込むのは11年の第4四半期
(10~12月期)以来、売上高が50兆ウォンを下回るのは12年の第2四半期(4~6月期)以来となる。
サムスンは利益の6~7割をスマホで稼いできたとされるが、最近は中国メーカーの攻勢などで厳しい競争にさらされている。同社は
今回の暫定集計では、部門別の内訳を発表していないが、スマホなど携帯端末事業の販売の大幅減などが影響したと説明している。
韓国のアナリストは「スマホの収益が大幅に下がっており、今後もこの基調は続くだろう」とみる。
同社は6日、15兆6千億ウォン(約1兆6千億円)を投資してソウル近郊に新たな半導体工場をつくると発表したが、スマホの苦戦を
見越して、堅調な半導体事業に力を注ぐ姿勢を明確にした形だ。
ソース(朝日新聞) URLリンク(www.asahi.com)