14/10/04 00:40:45.84
日銀は3日、平成24年1~2月に韓国最大手銀行の国民銀行東京支店を立ち入り調査
(日銀考査)した際、国民銀が実態と異なる資料を提出し、虚偽の説明をするなどの
考査契約違反があったと発表した。日銀が考査契約違反を公表するのは13件目で、
外国銀行では初めて。
日銀によると、考査前に国民銀が提出した関連資料について、「一部債務者の名義が
事実と異なっていたほか、考査期間中も虚偽の説明をした」という。
日銀考査は日銀と当座預金取引をする金融機関が対象で、経営の健全性をチェックし
問題があれば改善を求める。行政権限に基づく金融庁検査とは異なるが、
重大な契約違反については開示できる。ただ、「具体的な違反内容については
公表を差し控える」(金融機構局)としている。
国民銀をめぐっては、担保価格を水増しして融資するなど多数の不正が明らかになり、
金融庁は先に一部業務停止を命じた。これを受けて日銀も過去の考査結果を改めて点検。
国民銀が書類の虚偽記載などを認めたため、違反を公表した。
日銀は「誠に遺憾」として、国民銀に経営管理態勢の改善策や実施状況を報告するよう
求めた。
【産経ニュース】=URLリンク(www.sankei.com)