14/09/24 01:14:37.00
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イオン は、ダイエー を完全子会社化し、早期再建を図る方針を固めた。
24日午前にダイエーが取締役会を開き、正式に決める。
ダイエーを含むスーパーマーケット子会社の改善はイオンにとって急務となっており、グループ企業を含めた再編の検討を進める。
ダイエーは「イオンとの間で、当社の営業力強化と成長への事業改革について、完全子会社化を含む検討を行っている」
とのコメントを発表した。
関係筋によると、ダイエーが臨時株主総会を開き、賛成を得られれば、株式交換を実施する。
イオンは、2013年8月にダイエーを連結子会社化した。
14年2月末現在で44.15%の株式を持つ筆頭株主。
ダイエー子会社化後は、イオンから社長を送り込み、経営関与を強めてきた。
老朽化した店舗の改装や惣菜を強化するなど食品スーパーに特化するなど改革を図ったが、
14年2月期で6期連続の最終赤字になるなど、好転はみられない。
特に、3―5月期はダイエーの連結化がイオンの業績の足を引っ張り、最終利益は前年同期比90.1%減の13億円にとどまった。
一方、イオンもグループのスーパー事業は苦戦しており、抜本的な改革が急務となっていた。
ダイエーとイオンで重複する領域の整理も必要となっており、ダイエーを100%子会社化することで、
こうした「整理」をスピードアップしていく体制を整える。
(清水律子)
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