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カネカ、再生医療用の製剤に参入 妊婦の「羊膜」で
【共同通信】 2014/09/09 17:02:55
カネカは9日、妊婦の子宮内で胎児を包んでいる「羊膜」に含まれる幹細胞を使い、再生医療用の製剤の
製造販売に参入すると発表した。2022年の販売開始を目指し事業の柱として育てる。
羊膜由来の幹細胞は、筋肉や骨などを構成する多様な細胞になる能力がある。拒絶反応が起きにくいため
移植しやすく、損傷した身体の修復に役立つと期待されている。
羊膜は通常、出産後には不要となるため廃棄されており、活用に際して倫理的な問題が生じにくい利点もある。
一方、安定的な調達が難しく、従来は事業化を目指す企業がなかったという。
ソース: URLリンク(www.47news.jp)