14/08/06 11:30:17.02 LlkVs6jd
>>226
国債を発行して使ったお金がこの世から消えるという異次元世界ならその心配も正しいんだけど、
現実の世界ではお金は支払いに使ったぐらいではこの世から消えないから、その説は間違い。
国債を発行して政府が財政出動するときのお金の流れは
銀行→政府→国内外の企業や家計→企業や家計→・・・→銀行
というように金融機関に還流するようになってる。
国外に投資先が山ほどあるユーロやドルならいざ知らず、
基本的に大規模な流通先、投資先が日本国内にしかない「円」での債務である以上、
国債の総発行額に限界なんか来ない。
・・・という事を言うと、「だったら無税国家にできるだろ!」という
頭の悪い反論が毎回来るので念を押しておくが、
国債の総発行額には限界は無くとも、インフレ率や金利を抑制するという観点から
単位期間あたりの国債発行量には限界があるので、その不足分を賄うために税は必要。
明日1000兆円の国債を一度に発行した場合、国内外の現金をかき集めてもその額には届かないが、
時間を掛ければ1000兆円債務を増やすことは可能だと直近の歴史が証明している。