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[東京 31日 ロイター] - 厚生労働省が31日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、6
月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は1人平均で43万7362円となった。前年比では0.
4%増と4カ月連続で増加した。ただ、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比3.8%減と、
4月に消費税が引き上げられて以降3%台の大幅なマイナスが続いている。マイナスは12カ月
連続。物価上昇に賃金上昇が追いつかない状況が続いている。
所定内給与は前年比0.3%増と27カ月ぶりに増加した。このうち、正社員などフルタイムで働
く一般労働者は前年比0.4%増と3カ月連続で前年を上回った。春闘における賃上げの動き
が徐々に反映され始めたもよう。
一方、所定外給与は前年比1.9%増と15カ月連続で増加。特別に支払われた給与(ボーナス)
は前年比0.3%増の17万5285円だった。
現金給与総額の前年比を就業形態別にみると、一般労働者は前年比0.5%増。パートタイム
労働者は0.6%増だった。
総実労働時間は前年比0.5%増と3カ月ぶりに増加した。
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6月実質賃金は前年比‐3.8%、所定内は27カ月ぶり増加=毎月勤労統計
2014年 07月 31日 10:30 JST
URLリンク(jp.reuters.com)
毎月勤労統計調査 平成26年6月分結果速報
URLリンク(www.mhlw.go.jp)