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2014.7.30 00:03 - MSN産経ニュース
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野村ホールディングス(HD)と大和証券グループ本社の証券大手2社が29日発表した平成26年
4~6月期連結決算は、いずれも減収減益だった。両社とも昨年春に安倍晋三政権の経済政策「ア
ベノミクス」を背景に株式市場が活況だった反動で投資家から受け取る手数料収入が減った。
野村HDは、売上高に当たる純営業収益が前年同期比14.0%減の3708億円、最終利益は69.
9%減の198億円だった。大和は、純営業収益が前年同期比21.1%減の1224億円、最終利益
は40.0%減の343億円。
両社とも手数料収入にこだわらず安定収益につながる預かり資産の増加を優先する姿勢を打ち出
しており、野村は預かり資産残高が95兆3千億円と、四半期ベースで過去2番目の大きさだった。
大和も、傘下の大和証券投資信託委託の公募株式投信の純資産残高は約9兆6千億円で過去最
高だった。小松幹太最高財務責任者(CFO)は「顧客基盤の拡大が進捗(しんちょく)している」と説
明した。