14/07/26 18:50:57.00
将来の国産エネルギーとして「メタンハイドレート」が期待されるなか、新たに、北海道の日高沖の海底で
メタンハイドレートがある可能性を示す地質構造が確認されたことが分かりました。
「メタンハイドレート」は、メタンガスと水が結び付いて氷のようになっている物質で、去年3月
愛知・三重の沖合で世界で初めて海底からガスの採取に成功しました。
経済産業省がさらに日本の周辺海域で音波による地質調査を行ったところ、新たに、北海道の日高沖の海底で
メタンハイドレートがある可能性を示す地質構造が確認されたことが分かりました。
経済産業省は、今後、今回のデータを基に、こうした地質構造がどの程度、分布しているのか分析を進めることにしています。
これまでに、同じような地質構造は、▽新潟県の上越沖、▽秋田・山形の沖合、▽島根県の隠岐の周辺の
海域などでも確認されており、日本の幅広い海域でメタンハイドレートが分布している可能性も出てきました。
日本は、原子力発電所の運転停止で天然ガスや石油などへの依存が一段と高まるなか、メタンハイドレートは
将来の国産エネルギーとして期待されており、今後は実用化に向けた動きがどこまで加速するかが課題となります。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)