14/07/25 20:34:48.97
Bloomberg URLﾘﾝｸ(www.bloomberg.co.jp)
７月24日（ブルームバーグ）：産業革命、それに過去１世紀の大半の期間の米経済成長を支えてきた
石炭事業が、割安な天然ガスの供給と大気汚染防止に向けた規制強化を背景に苦境に立たされている。
石炭生産会社の米ジェームズ・リバー・コール は、多くの意味でこうした状況を象徴する企業だ。約４カ月
前に事業売却計画を示し連邦破産法の適用を申請したものの、買い手の発表もなく競売を２度にわたっ
て延期している。
石炭価格の下落や競争激化、供給過剰により利益が減少し、多くの企業が破綻寸前の状況に陥っている。
ＵＢＳ のアナリスト、クニ・チェン氏（ニューヨーク在勤）はインタビューで「価格水準が緩やかに回復すると
仮定しても、これらの企業は今後しばらくの間、現金を取り崩すことになるだろう」と指摘。「数年間は現金
と流動性が十分にある。ただ、それより長い期間、このような状況が続けば破綻に近づく企業もある」との
見通しを示した。
ブルームバーグが集計したデータとフィッチ・レーティングスによると、８億ドル（約810億円）を超える債務
を抱えるジェームズ・リバー は、米国で2003年以降に破綻した少なくとも十数社の石炭生産会社の一つだ。
シェール開発ブームで市場への天然ガス供給が膨らむ中で、一部の電力会社は石炭から天然ガスへと
燃料の移行を進めている。
原題：Coal Bankruptcies Loom on Pain of Cheaper Gas, TighterRules (3)（抜粋）
◆ビジネス＋スレッド作成依頼スレ★126◆
ｽﾚﾘﾝｸ(bizplus板:19番)