14/07/25 11:58:22.95
3社に1社は、採用予定数を確保できず人手不足―。
リクルートワークス研究所が初めて行った「人手不足」の実態調査から、人材確保の厳しさが浮き彫りになった。
人手不足と回答した企業の半数は解消の見通しをもっておらず、人手不足は長びく可能性が高い。
同研究所が24日発表した。6月、従業員30人以上の企業で採用活動をしている1千社にネットを通じて聞いた。
新卒が入社した4月以降6月までに行った中途採用が対象。
正社員では「人数を確保できた」と答えたのは67・9%、「確保できなかった」は32・1%で、3社に1社にのぼった。
アルバイトとパートでも「確保できなかった」という回答が30・6%にのぼり、小売業や飲食・サービス業では4割をこえた。
人数が確保できない企業の52・7%は、人手不足が解消する見通しが「ない」とこたえた。
人手確保策では「未経験者を採用対象とした」が27・0%、「アルバイト・パートの募集時の時給を引き上げた」が
26・7%。女性や高齢者を積極的に採用対象とした企業は約15%で、「主婦や高齢者の活用は道半ば。
見直しを進める必要がある」(戸田淳仁研究員)という。(末崎毅)
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