14/06/16 21:33:57.91
シャープが２０１４年度内に中小型液晶の主力拠点である三重県の２工場で、高精細パネルの生産増強などに
２００億円超の投資を行う。
本年度の液晶への投資計画は３５０億円。この過半を投じ、受注拡大を見込む中国スマートフォンメーカーなどへの需要に対応する。
一方、第１０世代液晶生産の堺工場（堺市堺区）は共同出資する台湾・鴻海精密工業のトップが３月に大型増強を打診したが
「現状維持」と回答したもよう。
三重県の亀山第２工場（亀山市）と三重第３工場（多気町）が対象。
亀山第２は中国勢での採用が広がる独自の「ＩＧＺＯ」液晶の生産能力を１割程度増強。
三重第３は画素密度が業界最高水準の低温ポリシリコン液晶パネルの量産体制構築などに投じる。
液晶への過剰投資で経営危機に陥ったシャープ。
財務体質改善は道半ばだが、米アップルに偏っていた液晶の外販先は韓国サムスンやＬＧなどから、中国勢へと広がりをみせ
業績も戻りつつある。
ただサムスンは最近、中国液晶大手ＢＯＥから小型液晶の調達を増やすほか、テレビ向けは有機ＥＬパネルに集中投資して
量産するはずがうまくいかず、シャープからの調達を増やしていた液晶について「自前生産ラインへの投資を再開している」（装置メーカー）。
URLﾘﾝｸ(www.nikkan.co.jp)
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