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2014/06/14 日本経済新聞 朝刊 11面 URLリンク(www.nikkei.com)(E3+ゲーム機トップに聞く)&t=0
米ロサンゼルスで12日(日本時間13日)閉幕した世界最大級のゲーム見本市「E3」では、最新ゲーム機でしのぎを削る
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と米マイクロソフト(MS)の動向が注目を集めた。
SCEのアンドリュー・ハウス社長と、米MSでゲーム機部門トップを務めるフィル・スペンサー氏に戦略を聞いた。(フィルスペンサーは別スレで)
―「プレイステーション(PS)4」が米マイクロソフトの「Xbox One」(エックスボックスワン)を上回る勢いで売れている。
「価格(399ドル)がXbox ONEよりも100ドル安かった。PS4はカメラなどを別売りにして価格を下げた。
ゲームをプレーする動画を配信して楽しむソーシャル機能も想定より受け入れられた」
―クラウド型のゲームを7月末に始める。
「クラウドゲームは先を見据えた戦略的なサービスだ。既に音楽では手元の機器にデータを保存するダウンロード型から、
サーバーからその都度データを引き出すストリーミング型に流れが変わりつつある。将来はゲーム機そのものがなくなる可能性もある」
「まずはPS3のソフトを配信する。PS3がなくてもPS4やコントローラーと対応テレビがあれば楽しめる。
とはいえPS4並みのゲームがクラウドで楽しめるようになるのはまだ先。クラウドゲームはPS4と市場を食い合わない」
「PSは発売20年を迎えた。SCEの創業者である久多良木健氏の意志は引き継いでいる。
久多良木氏はゲームソフトをカセットから光ディスクに切り替え、新しいビジネスモデルをつくった。
今度はデジタル配信で同じことを起こす」
(聞き手はロサンゼルス=新田祐司)