14/05/27 17:58:39.31
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被災地で復興住宅の建築が本格化するのに伴い、現場で働く職人の不足が深刻になっているため、
仙台市にある県立の高等技術専門校に、左官を養成する学科が5年ぶりに復活しました。
建築現場で壁や塀などを塗る左官を養成する学科が設けられたのは、仙台市にある宮城県立仙台高等技術専門校で、
23日からの講習を前に、8人の入学式が開かれました。
はじめに齋繁校長が、「左官の技術を習得するのは簡単ではないが、社会の期待は大きいので、頑張って訓練に励んでください」
とあいさつしました。
そして受講生を代表し、我妻宏亮さん(19)が「業界から求められる技能者になれるよう技術の習得に励みます」と宣誓しました。
このあと専任の講師が、実習室で壁塗りの作業を伝えていました。この専門校では昭和45年に左官科を設置しましたが、
年々、受講者が減少し、平成22年度から学科を廃止していました。
しかし、東日本大震災が起きたあと、住宅の建築が増加し、工事に当たる左官の不足が深刻になっていることから、
建設業界から要請を受けて5年ぶりに復活しました。
受講生たちはこれから半年間、学科と実技の講習を受け、左官の基礎を学ぶことにしています。