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博報堂DYグループのスマートデバイス・ビジネスセンターは、定期的に実施している「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の第9回の結果を明らかにした。
調査は2014年2月に実施された。
まず、スマートフォンの保有率は、2013年11月に実施された第8回の調査から2.9ポイント増加し、58.1%になった。
特に10代、20代では8割を超えるなど、若年層を含めて普及が進んでいる。
四国や九州では60%を超えているが、地方に強いドコモがiPhoneの販売を開始したことが影響していると見られる。
第9回の調査では、スマートフォンでのオンライン動画の視聴実態が報告されている。
調査対象のオンライン動画は、インターネット経由の動画ストリーミングサービス。
全体の85%が「視聴したことがある」と回答したほか、視聴頻度は「週に1日以上」が51.2%と過半数で、「ほぼ毎日」も25%に上った。
10代では「ほぼ毎日」が43.6%になり、視聴頻度は極めて高くなっている。
視聴しているシーンはリビングやベッドが多いものの、スマートフォンはパソコンなどと比較すると、移動中などすきま時間での利用が多く、10分未満の視聴も多い。
その内容は、若年層を中心に「音楽、アーティストのPV、ライブ映像」が多く挙げられている。
グラフ:スマートフォンでのオンライン動画視聴経験
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「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」第9回分析結果報告
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