【教育/金融】借りるより返す方が難しい「奨学金」、無利子奨学金の対象者増&返済困難者への対策拡充--学生支援機構 [03/16]at BIZPLUS
【教育/金融】借りるより返す方が難しい「奨学金」、無利子奨学金の対象者増&返済困難者への対策拡充--学生支援機構 [03/16] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
14/03/16 15:19:19.97
奨学金を利用する学生が増えている。日本学生支援機構(独立行政法人)の
調査によると、2012年度に奨学金を受給した大学生の比率は52.5%で、2年前の
前回調査時に比べて1.8ポイント上昇した。奨学金は意欲のある学生を経済的に
支援するために欠かせない仕組みだが、返済に苦労するケースも少なくない。
仕組みをよく知った上で使いたい。

奨学金は大学や地方自治体、民間団体などが用意している。最も多く利用されて
いるのが日本学生支援機構。返済の義務がある「貸与型」で、無利子(第1種)と
有利子(第2種)の2種類がある。支給額は無利子型が月3万~6万4000円、
有利子型が月3万~12万円。原則として在学期間中は毎月支給される。

12年度に同機構から貸与を受けた学生は約132万人。貸与基準は比較的緩く、
無利子型には例年、上限枠を超える申し込みがある。有利子型なら世帯収入などの
形式的な条件を満たせば、「ほとんどの学生が対象になる」(学生支援機構)。
金利や返済期間などの条件も一般的な教育ローンに比べ有利とされる。

もっとも奨学金は学生に対する「ローン」。借りるより返す方が難しい。返済の
必要がありながら延滞している人は12年度で33万人。03年度に比べて5割ほど
多くなっている。奨学金の返済相談を手掛ける岩重佳治弁護士は「学費が上昇
傾向にある一方で、卒業後の収入が低迷しているのが原因」とみる。

奨学金の返済負担は小さくはない。例えば大学4年間で、毎月3万円を借りた場合、
卒業する時の負債額は144万円になる。12万円を借りれば負債額は576万円だ。

有利子型の場合はもちろん利払いの負担が加わる。576万円に金利1%を上乗せして
返済する場合、毎月約2万7000円を20年間、返し続けることになる。返済総額は
638万円を超える。

14年度からは少し、状況は改善するかもしれない。学生支援機構は、無利子奨学金の
対象者を前年度に比べて2万6000人増やし、45万2000人にする計画だ。

さらに同機構は収入減などにより奨学金の返済が困難になった人への対策も拡充する。
一定の条件を満たした場合、これまで最長で5年間、返済期限を猶予する仕組みが
あった。14年度からは猶予期間を最長10年に延ばす。

ただし手続きをせずに返済を怠った場合、返済額に対して一定の延滞金がかかるので
注意が必要。岩重弁護士は「真面目な人ほど生活が行き詰まるまで頑張ってしまいがち。
奨学金の返済が大変なら、早めに専門家に相談してほしい」と話す。奨学金に申し込む
なら、将来の返済計画を含めて慎重に考えたい。

URLリンク(www.nikkei.com)

◎独立行政法人 日本学生支援機構-JASSO URLリンク(www.jasso.go.jp)

URLリンク(www.nikkei.com)

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