14/04/03 21:53:01.14 RV/3Kaz2
ロバート・ライシュ
「没落した中流階級の再生なしにアメリカ経済は復活しない」 (少数の金持ちに依存する経済は弱い)
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この100年を振りかえってみれば、あるパターンが見えてくる。
1947年から1977年にいたる偉大なアメリカの繁栄期のように、
大金持ちが全体の収益中のより少ない部分を家に持ち帰っていたときには、
アメリカ全体は急速に成長し、賃金の中央値が急騰した。
好循環が生まれたのだ。
かつてなく成長した中流階級は、
より多くの商品とサービスを消費する能力があるので、
さらに多くのいい職(ジョブス)を生みだし、
その結果、需要がかきたてられる。
上げ潮は事実すべての船を押し上げたのである。
1918年から1933年までの期間のように、
あるいは1981年から現在までの大後退の時期のように、
大金持ちが収益のより大きな部分を家に持ち帰った時には成長は鈍化し、
賃金中央値は沈滞し、われわれは巨大な景気後退に苦しむことになる。
この100年間で、国の総所得中からの
トップ所得者たちの取り分が最大になったのは1928年と2007年であり、
この二つの年はいずれも史上有数の大規模景気下降の直前に当たっていた。
これは単なる偶然の一致などではけっしてない。