14/03/14 21:34:31.19
4月9日にWindows XPのほか、Office 2003、Internet EXPlorer 6 のサポートが
全世界で終了する。多くの人がWindows XPを使い続けている中国でのサポートは
どうなるのか。
■マイクロソフトは中国市場にどう対応する?
中国は、Windows XPが多数派となっているレアな国の1つである。中国のソフト事情
を考えるに、海賊版をいの一番にイメージする読者もいるだろう。実際、コンテンツに
代価を払うという考え方は今も定着していない。Windows VistaからWindows 8に
至るまで海賊版は登場してきたが、にもかかわらず中国人はWindows XPから離れる
ことなく使い続けてきた。新しいOSが出ても無理に飛びつくことなく、自分にとって
本当にいいOSを使い続けるという理にかなった行動だ。中国語で「微軟」ことマイクロ
ソフトの中国法人の発表によれば、7割が公式のルートを通してアップデートしていない
という。
中国では、メーカーの有名無名を問わず、また価格の高い安いにかかわらず、デスク
トップパソコンだろうがノートパソコンだろうが、パソコン本体購入時に海賊版OSや
ソフトなどを入れることが当たり前になっている。メーカー製パソコンにおいても、
購入時の無料サービスとして販売店でソフトをインストールしてくれることはよくある。
海賊版といっても最新のパッチを当てたアップデート済みのWindows。中国のセキュリ
ティーベンダー各社も正規版、海賊版に関係なく、OSを最新の状態に自動更新してくれる
ソフトをリリースしている。
中国でパソコンが普及し始めた時期は、Windows XPがリリースされた時期と一致する。
ただ中国人がWindows XPを使い続けるのは、XP関連の国内ベンダーのサポート環境が
極めて充実していることが理由ではないかと思われる。
そんななかマイクロソフトは、「マイクロソフトとしてはユーザーがXPを使い続けること
を制限できる立場にない」ことから中国のユーザーに対し「(使いたい人は)どうぞ使って
下さい」と発表することになる。
■あくまで利用者のOS変更までのつなぎ。しかし期間は指定せず
マイクロソフト中国は、同社の微博(weibo)アカウントで、Windows XPについて説明
している。
その内容を日本語に翻訳すると以下のようになる。(※続く)
●中国ではWindows XP SP3 2014などという謎のバージョンが勝手に発売されている
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