【鉄道】鉄道車両も炭素繊維で軽量化 川崎重工、世界初の「次世代台車」[14/02/28]at BIZPLUS
【鉄道】鉄道車両も炭素繊維で軽量化 川崎重工、世界初の「次世代台車」[14/02/28] - 暇つぶし2ch1:のーみそとろとろφ ★
14/03/07 00:18:25.35
 川崎重工業が開発した鉄道車両の新型台車「efWING(イーエフウィング)」。
世界で初めてというCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用した特殊な構造により、
軽量化による省エネ性能の向上に加え、脱線に対する安全性や乗り心地も高めている。
川崎重工は鉄道車両を中核事業の1つと位置付けており、「次世代の台車」として国内外で売り込む。

 CFRPは軽くて、強度が高いことが特徴で、航空機の胴体などに使用されている。
川崎重工は米ボーイング向け部品などを手がけており、これまでCFRPのノウハウを蓄積してきた。

 鉄道車両の台車を軽量化する場合、従来は一部を薄くするなど形状を変更する手法が一般的だった。
今回は素材を見直し、業界で初めてCFRPを採用した。

 通常の台車は鋼製で、メーンフレームである「側(がわ)バリ」と、
レールから伝わる振動を抑制する「軸バネ」で構成されている。

 efWINGは、CFRP製のフレームを弓のようなV字型にして、サスペンション機能も持たせた。
これにより、側バリと軸バネの機能がCFRP製のフレームに集約され、構造が簡素化、軽量化につながった。

 台車フレームの重量は従来比で約40%削減することができ、1両あたりでは約900キロ軽くなったという。
この結果、走行燃費が向上してランニングコストの低減につながるほか、CO2(二酸化炭素)排出量の削減にも寄与する。
例えば、年間走行距離が15万キロで、電気代を1キロワット時あたり12円とした場合、1両で年間8万9000円の節約になるという。

 さらに、車輪がレールに与える力が安定することで乗り心地が向上する。
また、曲線や整っていない線路を走行する際、
車輪からレールに伝わる上下荷重が減少して車輪が浮く「輪(りん)重(じゅう)抜け」が起こり、脱線の一因になるとされるが、
efWINGなら輪重抜けの度合いを改善させ、走行時の脱線のリスクが小さくなる。
 川崎重工は、efWINGの実用化に先駆け、
2012年6月に米国鉄道協会運輸技術センターで約4500キロの走行試験を実施。
基本性能に加え、こうした走行安全性能などを確認した。

 課題はまだ納入実績がないことだが、14年度には国内でefWINGを搭載した車両が実際に営業運転を行う見通しだ。
同社は「これまでCFRPを使った台車自体がなかったので、
まずは実績をかさね、国内や海外で展開していきたい」と話す。

 川崎重工は、車両事業を航空や二輪と並ぶ中核事業の1つと位置付けている。
車両事業の13年度の売上高は1550億円となる見通しだが、20年度には2600億円まで高める目標だ。
そのためには国内だけでなく、米国やアジアなど海外での受注が重要になる。

続きます>>2-3
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)

川崎重工
URLリンク(www.khi.co.jp)<)
関連スレ
【鉄道】川崎重工、鉄道車両台車「efWING」開発 - 世界初! 台車フレームにCFRP採用[13/06/25]
スレリンク(bizplus板)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch