14/02/14 12:21:03.33
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韓国企業の業績不振がいよいよ鮮明になってきた。
直近四半期に利益が市場予想を下回った上場企業は全体の4分の3近くに上る。
米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小や中国経済の失速懸念を背景に株価も低迷。
市場では今後も通貨高や輸出の伸び悩み、小売り売上高の減少が各社の利益を押し下げるとの
見方が広がっており、韓国株の見通し引き下げが相次いでいる。
■中国の不振影響
ブルームバーグのまとめによると、韓国の全上場銘柄の時価総額を基に算出する
韓国総合指数(KOSPI)の構成企業のうち、2013年10~12月期決算の利益が
アナリスト予想に届かなかった企業は現時点で全体の74%。
同国最大の企業サムスン電子や国内鉄鋼最大手ポスコも含まれ、比率は06年4~6月期以来の
高さとなりそうな情勢だ。
MSCI新興国指数構成企業の約61%、先進国株が対象のMSCIワールド指数構成企業の
32%と比べると世界的にも不振ぶりが際立つ。
米銀モルガン・スタンレーは12日のリポートで、韓国企業の10~12月期最終利益の合計額は
これまでのところ予想を29%下回っていると指摘した。この落差は同行が調査している
新興国のなかで最も大きいという。
仏銀BNPパリバの株式ストラテジスト、マニシ・ライチャウドリー氏は韓国企業の業績について
「今回の決算発表シーズンではアジア最悪の水準だ。韓国株へのオーバーウエート(多めの
資産配分)は変えていないが、こうした決算の趨勢(すうせい)に照らして疑問を呈されたとしても
おかしくはない」と話す。
KOSPIは14年に入ってから大きく値を下げており、下げ幅は世界の株式市場の指標である
MSCIオールカントリー・ワールド指数の2倍強に及ぶ。
FRBによる量的緩和縮小を受け投資家が新興国市場の持ち分を減らしたほか、韓国にとって
最大の市場である中国の景気減速が製造業の統計から示唆されたことが背景にある。
KOSPIは年始めとしては10年以来最悪を記録する見通しだ。
13日終値は前日比0.46%安の1927だった。
-続きます-