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経営再建中の国際興業が、発行済み株式の55%を握る米投資ファンドのサーベラスから
全株を買い戻すことが6日わかった。買い戻し額は1千億円超で、ほぼ全額を三井住友銀行
が融資する。サーベラスは西武ホールディングス(HD)株も売却する方針だ。これで国内
の大型投資案件はなくなる見通しで、日本市場から事実上の撤退になる。
小佐野隆正社長ら創業家が運営する別会社が、サーベラスから株を買い取る。国際興業は
ホテル、バス会社など多くの関連企業を抱えていたが、多くの負債を抱え経営が悪化した
ため、2004年にサーベラス傘下に入った。帝国ホテルや八重洲富士屋ホテルなどの保有
資産を売却し、再建を進めてきた。
国際興業は、これ以上資産の切り売りが続けば事業を続けるのが難しくなりかねないと
心配し、株の買い戻しを申し入れた。サーベラスにとっては、売却額が国際興業への投資額
を上回るうえ、すでに資産を売った利益の一部も配当として受け取っているため、十分な
成果を上げたとして撤退を決めたとみられる。
ソース:朝日新聞デジタル
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