14/02/03 02:18:55.27
国内の自動車メーカーが去年1年間に輸出した自動車の台数は、前の年よりおよそ3%減少し、
生産拠点の海外移転によって円安が進んでも輸出の伸びにつながりにくくなっていることを
裏付ける形となりました。
日本自動車工業会によりますと、国内の自動車メーカーが去年1年間に輸出した自動車の
台数は467万台となり、前の年より2.7%減少しました。
これはヨーロッパの需要が低迷していることに加え、各社が生産コストや為替リスクを
抑えるため、新興国など市場が拡大している地域で生産を増やしていることなどが要因です。
その結果、去年、国内で生産された車のうち輸出された台数の割合は48.5%となり、
この5年間で10ポイント近く下がりました。自動車メーカー各社は円安の影響で、海外での
利益を円に替える際の為替差益が増え、業績が大幅に改善していますが、生産拠点の海外
移転による経済構造の変化によって円安が日本の輸出そのものの増加につながりにくく
なっていることを裏付ける形となりました。
ソース:NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)