13/12/12 10:58:20.71
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URLリンク(biz-journal.jp)
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少子化が進む日本で、「大学全入時代」となって久しい。
いわゆる「Fランク大学」といわれる大学の中には定員割れのところも多いため、
願書を書いて面接を受けるなど型通りの試験を受ければ、晴れて大学生だ。
Fランク大学をめぐっては、「工学部の授業で因数分解を教える」「就職先がブラック企業だらけ」
などの“伝説”が多くの人に知られているが、それでもなぜ、高卒で就職するでもなく、専門学校で
特定の技術を身につけるのでもなく、Fランク大学に進学する人が後を絶たないのか?
そう訝がる声も多い。
ところが、Fランク大学に入学する学生の多くが、大卒の学歴にこだわっているわけではなく、
その背景には高校教師の怠慢があるという実態が、取材を進めるうちに見えてきた。
あるFランク高校生の親は、口々にこう言うのだ。
「先生は就職を勧めず、Fランク大学になら入れると言うんです」
実は高卒の就職率は95.8%(2013年春卒業者)と、大卒の93.9%(同)より高い。
しかし、ブルーカラー系職種が多く、3年で半分が辞めるといわれるくらい離職率が高い。
これが「七五三現象(大卒7割、高卒5割、中卒3割が入社3年時点で会社に残る)」といわれる
所以である。
高校教師からしてみれば、卒業生にすぐ会社を辞められれば、間を取り持った自分の面目は
丸つぶれだし、高校の信用力も落ちる。すると自分も上から責められるから大層困る。
すぐ辞めたOB、OGがちょくちょく相談に来るのも面倒だ。さらに、あらためて就職先の候補を
開拓するのもしんどい。
-続きます-