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証券取引等監視委員会は5日、ドイツ証券に行政処分を出すよう金融庁に勧告した。
同社の営業部隊が、3つの厚生年金基金に金融商品を買ってもらうため約100回、計627万円分の接待を繰り返し、
金融商品取引法で禁じる「特別利益の提供」に違反したと認定した。金融庁は業務改善命令を出す方向で検討する。
監視委はドイツ証券と50の年金基金の関係について検査。
贈収賄事件で立件された三井物産連合厚生年金基金を含む3基金に対し、
問題となる接待が発覚した。
ドイツ証券は5日、「年金ソリューション営業部の実質的な廃止など営業体制の見直しを実行しており、
内部管理体制の一層の強化に努める」とのコメントを発表した。金融庁の処分内容を踏まえ、経営陣らの処分を検討する。
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金融庁
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