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欲しい人材、いらない人材 -パナソニック社長 津賀一宏氏【2】
―就任以来、「スピード感を持て」とおっしゃっています。スピード感の
定着については、どう自己評価していますか。
【津賀】スピードはすぐには上がらないというのが実感です。結局、突き詰
めれば、パナソニックに1番欠けているのがスピード。スピードを出そうと
すれば、なにが必要か。プライオリティの付け方が適切でなくてはいけない。
そのためには、自分たちにとってなにが大事なのか、なにがチャンスにつな
がるのかといったことを頭のなかで整理しておく必要がある。
そして、もっと「個人プレー」を重視しなくてはいけない。組織がスピード
を上げるのは難しいが、個人がスピードを上げることで、ほかの個人の
スピードにも影響を与え、組織のスピードが上がることになる。スピード感
を実現するためには大切な要素だと思っています。
―調和を重視してきたパナソニックが、個人プレーを奨励して大丈夫です
か?
【津賀】我々にとって、いまこそ個人プレーが必要です。いまの当社の役員
を見ても、社員や外部から評価される人は、個人プレーができる人です。
従来型の仕組みのなかでは、個人プレーができずに出世してきた人もいる
だろうが、もうそれは通用しない。その価値観も変えなくてはいけないと
考えています。私は、次の役員を選ぶときには、個人プレーができるという
要素は外せないと考えています。
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