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「オ―ガニックは人の不安につけ込むカルト宗教」と断言するのは、金融・ビジネスなど
多様な分野に精通し、辛口ブロガーとしても知られる藤沢数希氏だ。
「最初は手軽な入門編として有機野菜などから始まり、段階を踏んで最終的には専門店で
売っているものしか食べられなくしてしまう。のめり込むほどオーガニックではない食品を
買っている人が信じられなくなり、『なぜ毒を食べるのか』と責める。つまり“異教徒の弾圧”。
立派なカルト宗教ですよ」
この“オーガニック教”は特に富裕層の多いエリアで流行中だという。
「ハマるのは時間や経済的にも余裕がある主婦が多い。だから不安になる暇がある。
子供のため、健康のため、美容のため、そして『農薬は毒だ』なんて脅されれば
すぐに飛びつきますよ」
また、「ビジネスモデルとしても儲かる仕組みが確立している」と藤沢氏は語る。
「根拠なき不安につけ込む点では一時期“放射能ブーム”もありましたが、あれは本の出版
などでメディアだけが儲かり、それ以外に不安をマネタイズする仕組みがなかった。
その半面このオーガニック教は信者も日ごとに精鋭化し、信者たちが各々布教活動を行う
ので業者は半永久的に潤います。業界全体がカルト宗教染みているうまい手法です。
芸能人ブログのステマに加え、ネットワークビジネスの要素も強く、今後も一定の需要を
持ち続けるはずです」
週刊SPA!10月29日発売号「被害続出[オーガニック女]が怖い」では、藤沢氏が
こう指摘する「オーガニック教」にハマった女性たちに振り回される人々の声を報じている。
◎週刊SPA!
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
【藤沢数希氏】
欧米の研究機関にて理論物理学の分野で博士号を取得。その後、外資系投資銀行に転身。近著に『外資系金融の終わり』(ダイヤモンド社)など