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携帯電話最大手のＮＴＴドコモは、ことし９月の中間決算で営業利益はわずかに
増えたものの、ほかの携帯会社への顧客の流出に歯止めがかからなかったことから、
売り上げは減少しました。
ＮＴＴドコモが２５日発表した、ことし９月までの中間決算によりますと、
ことし５月に重点的に販売する端末を２機種に絞り込んだことで仕入れコストが
減ったことなどから、本業のもうけを示す営業利益は去年の同じ時期に比べて
０．４％増加し、４７３０億円余りでした。
しかし、売り上げは、ほかの携帯会社への顧客の流出に歯止めがかからなかった
ことから、０．４％減少しました。
このためＮＴＴドコモは、全国で料理教室を展開する「ＡＢＣＨＯＬＤＩＮＧＳ」を
買収し、料理方法などの動画を配信するサービスを始めるなど、自社で販売する
携帯電話向けのコンテンツの充実を図ることにしています。
ＮＴＴドコモの加藤薫社長は、「年末商戦に向けてｉＰｈｏｎｅ以外の新しい
スマートフォンを次々と投入しており、トータルの力で顧客が他社へ流出している
状況を改善していきたい」と述べました。
◎NTTドコモ(9437)のリリース
URLﾘﾝｸ(www.nttdocomo.co.jp)
◎URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)