【電気機器】ソニーからサムスン、LGに頭脳流出 エレキ再生の足かせに[13/09/27]at BIZPLUS
【電気機器】ソニーからサムスン、LGに頭脳流出 エレキ再生の足かせに[13/09/27] - 暇つぶし2ch2:やるっきゃ騎士φ ★
13/09/27 11:08:23.86
-続きです-
[2/2]
■路線変更の兆し
ソニーOBに目を付けたのはLGだけでない。
サムスンへの人材流出は2000年の小黒正樹氏にさかのぼる。同氏は1995年に発表された
革命的なデジタルビデオカメラの開発に関わった。
また、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)で最高技術責任者(CTO)を務めた
鶴田雅明氏は今年、サムスン日本法人のトップに就任した。

平井社長が路線変更する兆しもある。昨年は研究開発予算を9%増やし、社長就任以降、
世界16カ国のオフィスや工場、研究所を回った。
「次々と質問があるそうだ。お疲れさま、としか言わなかった前任者たちとは全然違う」と
森尾稔元副会長は話す。

だが、音楽事業出身の平井氏にとってエレキ部門の再生は容易ではない。
テレビ事業だけでも過去9年間の累積赤字は約80億ドルに達する。
さらに、保有する映画や音楽とハードウエアをどのように融合させるのかの青写真を示せていない。
最近発表した新しいスマートフォン(多機能携帯電話)「エクスペリア」は絶賛されているものの、
スマホの高級機種市場はすでに飽和状態にある。
新しい据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」も欧米で11月に、日本では
来年2月に発売されるが、最近ではスマホでゲームを楽しむ人が増え厳しい環境にある。

■革新追求の自由
立派な肩書や2倍の給与、運転手付きの車が魅力だったわけではなく、革新を追求する自由こそが
サムスンに移籍した理由だったと小黒氏は言う。「ビデオカメラの品質を高めるためにどうするか、
あなたに任せる」と言われ、「使命感が再び燃え上がった」という。

森尾元副会長(72)は財務的な視点は事業の優先順位をゆがめる場合があると話す。
だが、森尾氏が役員になった時には、既に数字に縛られるようになっていた。日本経済のバブルが
弾け、ソニーが支配的立場にあったアナログ時代が終わり、代わりにだれでもが参入できる
デジタル時代に移行しつつあった。森尾氏は「創業者から直接指導を受けたわれわれの世代は、
利益率がどうかなど聞かれたことは一度もなかった」と振り返る。「前例のない世界初の製品を
作ることだけ考えていた」と。
その上で森尾氏は、もし平井社長に会う機会があれば「あなたにいまの責任があるのではない。
あなたの責任は10年後の社長が同じことを繰り返さないよう新しいビジネスを仕込むことだ」と
伝えたいと述べた。

-以上です-
関連スレは
【電力】東電、人材流出に歯止めかからず--依願退職者、原発事故前の3倍に [09/24]
スレリンク(bizplus板)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch