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中国の大手太陽電池メーカー・ハレオンソーラーは25日、福岡県嘉麻市の市有地に
出力約2200キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することを
明らかにした。外国の太陽電池メーカーが、国内の公有地に発電所を立地するのは珍しい。
27日に同市と立地協定を結び、来年3月下旬に稼働する予定。
日本法人のハレオンソーラージャパン(福岡市)によると、市が所有する同市上山田の
遊休地約6万9800平方メートルを20年間賃借し、自社製の太陽光パネル約9千枚を
設置する。投資額は約6億1千万円。発電電力はすべて九州電力に売却、年約1億円の
収入を見込む。10月中旬に着工し、年間発電量は約240万キロワット時(一般家庭
450世帯分)を予定している。
ハレオンソーラーは江蘇省に本社があり、中国内4カ所に生産拠点を持つ世界有数の
太陽電池メーカー。2012年度の売上高は日本円で約1千億円。欧州や中国でメガ
ソーラーの運営の実績があり、日本では3月、特別目的会社を通じて再生可能エネルギー
固定価格買い取り制度に基づく設備認定を取得した。
同社は嘉麻市を皮切りに、九州でメガソーラー事業を拡大する計画。自社パネルを使うため
投資費用を抑えられることを強みに、今後は、民有地でも進めたい考えだ。
中国の太陽光発電パネルメーカーでは、中堅企業の金壇正信光伏電子も九州の私有地で
発電所建設に乗り出している。
●福岡県嘉麻市で建設するメガソーラーの完成イメージ
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