【労働環境】国際問題化するブラック企業~今後日本で解消どころか、ますます広がると“確信”する理由 [13/09/08]at BIZPLUS
【労働環境】国際問題化するブラック企業~今後日本で解消どころか、ますます広がると“確信”する理由 [13/09/08] - 暇つぶし2ch1:依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★
13/09/21 22:39:12.85
 数多くの大企業のコンサルティングを手掛ける一方、どんなに複雑で難しいビジネス課題
も、メカニズムを分解し単純化して説明できる特殊能力を生かして、「日経トレンディネット
」の連載など、幅広いメディアで活動する鈴木貴博氏。そんな鈴木氏が、話題のニュースや
トレンドなどの“仕組み”を、わかりやすく解説します。

 ブラック企業が問題になっている。経済の潮流から考えると、今後ブラック企業はなく
なっていくのだろうか? それともさらに増えていくのだろうか?

 その疑問に答えてくれそうなドキュメンタリー番組がNHK-BS1で放送された。『低価格時代
の深層』(原題は『The Age of Cheap』<2012年放送>)というフランス制作のドキュメン
タリー番組だ。

 EU諸国では市場統合後、激安な商品やサービスが提供されることになる一方で、提供する
側の企業で働く従業員の待遇は、限界まで劣悪になってきているという。そのヨーロッパの
巨大企業のブラックぶりを見ていると、日本で問題になっているブラック企業など、まだ
まだの存在に見えてくる。

 ヨーロッパでおきた変化を経営学的観点から眺めてみると、EU統合後のブラック企業の
増加は必然である。言い換えれば、このまま自然な市場原理に任せてしまうと、日本の労働
環境はヨーロッパ化していくかもしれない。実際、その可能性は高い。

 そのような観点から、番組で紹介された欧州企業のブラックぶりを具体的に紹介すること
で、日本の職場の未来がどうなるのか考える材料を提供したい。このまま進むと、おそらく
日本の職場は全体的に今以上にブラックになると私は思う。なぜ日本も今後そうなっていく
のかについては、この記事の最後でコメントさせていただくことにする。

 番組の冒頭で撮影スタッフは、フランスの大手自動車会社から発売された5000ユーロの
セダンに乗ってヨーロッパ全土の取材の旅に出発する。5000ユーロというと現在の為替
レートで65万円だが、昨年までの超円高時代のレートでは50万円を切る値段だ。大手自動車
会社からなぜこんなに安い乗用車が発売されるのかという理由は、番組最後のパートで
明らかになる。

 最初に番組クルーが向かうのはアイルランド。ここにはヨーロッパ最大のLCC(格安航空
会社)がある。旅行者からはその格安な料金に対して絶大な支持を得ているが、番組に登場
する元CA(キャビンアテンダント)や元パイロットの証言は衝撃的だ。

 元CAの証言によれば、彼女たちの最初の一年間は毎月30ユーロが制服代として給料から
差し引かれる。

 業務当日の早朝5時35分、フライトの45分前には空港に集まり、乗務前の打ち合わせをし、
そして機内設備を点検する。その後、大急ぎで乗客を搭乗させる。搭乗に25分以上かかると
エアラインに追加コストがかかるので、追い立てるように乗客を機内に案内する。

 驚くべき点は、ここまではCAに賃金が支払われないということだ。フライト時間が1時間
20分なら、支払われる賃金はそれだけ。搭乗前の一番忙しい45分にも、着陸後乗客を降ろす
25分にも賃金は支払われないというのだ。

ソース
URLリンク(news.livedoor.com)

(つづく)


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