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日経メディカル オンラインが実施した、「医師の年収・転職調査2013」から、勤務医の
平均年収は1477万円と判明した。医師不足という状況を反映してか、自分の給料に満足
している医師は意外と増えている。医師の年収・転職に関するアンケートから、こんな
結果が見えてきた。
今の勤務先の給与に満足しているか? ストレートな質問をぶつけてみたところ、勤務医
(840人)の6割が「満足」していた。
●URLリンク(www.nikkei.com)
これは日経メディカルオンラインおよび日経メディカルキャリアが2013年5月に実施した
医師の年収についてのアンケート結果[注]。08年から5回にわたって行ってきたアンケート
だが、給与について「現状で満足」という回答が半数を超えたのは今回が初めてだ。
■1500万円が満足・不満の分岐点?
回答した勤務医840人(平均45.6歳)の年収総額は平均(以下同)で1477万円。主たる
勤務先からの給与に限ると1293万円。11年の前回調査では年収総額1458万円、主たる
勤務先からの年収1274万円だったので、いずれも微増している。
これまでの調査結果を見ると、勤務医の平均年収は09年以降、徐々に増加し、
内訳を見ると主たる勤務先の給与の伸びが比較的大きくなっている。
●URLリンク(www.nikkei.com)
満足度と年収との関係を見てみると、「もらい過ぎ」と回答したわずか10人の年収総額は
1945万円。「現状に満足」の477人では1563万円だった。これに対して、「不満」な295人の
年収は1355万円、「かなり不満」な58人の年収は1318万円だった。診療科の違いや
勤務の密度など、満足度を左右する要素は色々あるだろうが、1400万~1500万円付近に
「満足の壁」がうっすらと見えるようだ。
●URLリンク(www.nikkei.com)
■ 若手のアルバイト収入は年収の17%に
年収総額と主たる勤務先からの年収の差額、つまりアルバイトによる年間収入は184万円。
年収総額の12%に相当する。ただし、35歳以下の若手医師に絞ると、年収総額は940万円で、
アルバイトの占める割合は17%。依存度はやはり高くなっている。なお、35歳以下における
アルバイト依存度は5回のアンケートでほとんど変化はなかった。
アルバイトを探している勤務医431人のうち「現在アルバイトをしている」のは61.5%。
頻度は「週に1回」が最も多かった。
主たる勤務先とアルバイト先での当直手当を比較してみると、宿当直と日当直ともに、
アルバイト先の方が1.5倍ほど高かった。中には、バイト料が1回10万円を超えるという
回答も散見された。
※まだ続きますが、以下割愛します。
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