【エネルギー】配送トラックのエンジンから出る未利用熱で湯沸かし、ガス代大幅節約--惣菜製造販売『八百COOK』(東京) [09/18]at BIZPLUS
【エネルギー】配送トラックのエンジンから出る未利用熱で湯沸かし、ガス代大幅節約--惣菜製造販売『八百COOK』(東京) [09/18] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
13/09/18 09:56:30.05
CO2削減など地球環境問題はトラックにとっても重要課題だ。その環境問題に従来とは
全く違う視点から挑戦したのが「トラックコージェネレーションシステム」。トラックの
エンジンから出る未利用熱エネルギーでお湯を沸かす仕組みで、お湯を使っている惣菜店
では大幅なガス代節約になったという。現在は運送会社に依頼し実際の配送コースで実験
している。

同システムを開発したのはオオクラ(茂木智司社長、東京都町田市)。多摩市で惣菜、
弁当の製造販売店舗「八百COOK」を経営している。家業であった同社に入る前に、
自動車ディーラーで整備士をしていた茂木氏。その頃、「内燃機関の熱エネルギーは
ムダになっている」という話を聞いた。エンジンで燃料燃焼時のエネルギーが走行に
利用されるのは20~30%で、発生した熱エネルギーの多くは未利用のまま、ラジ
エーターで冷却されている。

その後、整備士を辞めて家業の青果卸の仕事をしていた際に、取引先で「冬場でも
キュウリを安く安定的に売ってもらえないか」という話を聞いた時、「キュウリ栽培の
温度管理」と「エンジンの未利用熱エネルギーの再利用」が結びつけるアイデアが
浮かんだという。アイデアを形にするためトラックメーカーや架装メーカーに相談したが、
最初は断られた。だが、粘り強い交渉で部品を作ってもらい、整備士の経験を生かして
自分で試作車を組み立てた。昨年11月に第1号が完成。

荷台の前方に1000Lの水のタンクを設置し、ラジエーターとつながったタンク内の
熱交換器で水を加熱する。3時間ほどの走行で1000Lの水は90度のお湯になるという。
このお湯を有効活用することで、エンジンの熱エネルギーを再利用してCO2削減に
つなげるという仕組み。自社の惣菜店「八百COOK」では、店舗で1日に使用する
お湯をトラック1台でまかなえている。お湯は、配送から戻ったトラックから店舗前に
置いた保温タンクに移して使う。これだけで1日分のお湯が十分なので店舗内の給湯器に
使うガス代月1万4000円分(LPGガス)が削減された。調理用のガスは通常通りに
使用しているものの、月間で2Lペットボトル5万2000本分のCO2が削減できた
という。

7月からは横浜市内で、運送会社に依頼して実際の配送コースで試作車を使って実験も
している。茂木氏は、食材を届けるトラックで配送先の店舗にお湯も提供して給湯器の
ガス代削減を提案するなど新たなビジネスモデルも構想。トラックで沸かしたお湯を
使ってバイナリー発電機で発電することも考えている。やがては同システムを運送会社
にも広げて普及させていきたい、という夢もある。まずは自社で同システム搭載トラック
5台をそろえて、発電まで行う実験をやっていくという。

URLリンク(www.weekly-net.co.jp)

◎オオクラ/八百COOK--トラックコジェネレーションシステム
URLリンク(www.tcs-ookura.jp)

URLリンク(www.weekly-net.co.jp)


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