13/09/14 21:40:38.25
【新型ロケット イプシロン打ち上げ成功】
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12年ぶりに開発された新型の国産ロケット、イプシロンは、14日午後、鹿児島県の
内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、予定の高度で搭載した衛星を切り離して
打ち上げは成功しました。
~中略~
人工衛星は太陽電池のパネルが正常に開いていることが確認され、イプシロンの発射場の
近くの地名にちなんで「ひさき」と名付けられました。
イプシロンはJAXA=宇宙航空研究開発機構が、12年ぶりに開発した新型の国産ロケット
でしたが、トラブルが相次ぎ、先月27日には直前になって、機体の異常を示すデータが
誤って検知されたため、打ち上げが14日に延期になっていました。
記者会見でイプシロンの打ち上げチームのリーダーを務めたJAXAの森田泰弘プロジェクト
マネージャは、「台風が小笠原付近にあったため、打ち上げができるか、ぎりぎりまでドキドキ
していた。最後は、産みの苦しみも味わうことになったが、結果として、打ち上げは見事に
成功した。ようやく心の底から笑える日が来ました」と話しました。
イプシロンは点検作業の一部をコンピューターに任せて自動化することなどで、打ち上げ
コストを日本の主力ロケット、H2Aのおよそ3分の1の38億円程度に抑えていて、
JAXAは今回の成功で衛星の打ち上げビジネス参入への切り札としたい考えです。(※後略)
【主原料は「逆境とよき仲間」=性能計算書の伝統も復活-イプシロン】
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主原料は逆境とよき仲間-。新型固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げ成功を受け、
開発責任者の森田泰弘宇宙航空研究開発機構教授は14日、ロケットの軌道計算などを記した
「性能計算書」を公開した。
固体燃料ロケットの打ち上げでは、性能計算書の表紙に遊び心を加えるのが旧宇宙科学研究所
以来の伝統。近年は日本酒などのラベルをロケットや搭載した衛星にちなんでパロディー化し、
メッセージを加えるのが通例になっている。
先代ロケットの「M(ミュー)5」以来7年ぶりとなったイプシロンでも、この伝統は
引き継がれた。今回は「絶対いいロケットを造るという信念だけでやってきた」(森田教授)
ことにちなみ、地元・鹿児島県の焼酎「新燃(しんもえ)」を「しんねん」と読ませた上で、
「主原料・逆境とよき仲間」「賞味期限は7年ですが、どんなことがあっても腐りません」など、
長かった開発期間を振り返るメッセージをちりばめた。
●打ち上げに成功した新型ロケット「イプシロン」の性能計算書の表紙。
旧宇宙科学研究所以来の伝統で、実在の焼酎ラベルをもじっている
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