13/09/14 15:21:25.03
お金で愛は買えないかもしれないが、幸せは買えるようだ。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した
新たな世論調査によると、米国で所得が比較的高い層は、生活への満足度が
最も高いグループの1つであることが分かった。また、退職者とヒスパニック系
米国人、米西部の住民の幸福度も高かった。
調査では、生活の満足度を最低の1から最高の10までの尺度で判断してもらった。
その結果、高所得層など上記のグループで10と評価した回答者の比率は、他の
グループに比べて特異な高さを示した。
一方、満足度が最も低かったのは南部の住人や自分が貧困層に属すると考える人だ。
これらのグループは現在の生活について、米国人全体より低い評価をしている。
今回の調査では、496人の回答者が自分の生活を評価したが、米国人は自分の生活に
かなり満足していることが分かった。8かそれ以上の評価をした回答者はちょうど
半数に達し、過去2年の結果と同水準だった。ただ、2006年には8以上の評価をした
回答者は61%に上っていた。
男女の間ではほとんど違いは見られなかったが、年齢や社会層、学歴、政治観という
区切りで見ると、グループ間で大きな差異が出た。
年齢別では65歳以上のグループの幸福度が最も高く、59%が自分たちの生活に8か
それ以上の高評価を与えた。
では、最も憂うつな気分の世代は?それは50歳から64歳までのグループだった。
学歴も影響している。大卒以上の学歴を持つグループの3分の2近くは8以上の満足度
を示した。一方、高卒やそれ以下で8以上と回答したのは42%に過ぎない。
ただ、最も鮮明な差が出たのは、やはり所得層だった。世帯収入が7万5000ドル
(約750万円)以上のグループでは66%が8以上の評価をしたが、3万ドル未満の
グループでは36%に留まった。
さらに、自分が貧困層に属すると考える人の40%近くが現在の生活について3以下の
評価をした。
政治観も生活への満足度を決める要素だ。昨年の大統領選でオバマ大統領に投票した
人の56%が8以上の評価をしたが、共和党候補のミット・ロムニー氏に投票した人では
41%に留まった。
◎URLリンク(jp.wsj.com)
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