13/09/12 11:03:52.04
貧富の格差が拡大する米国で、上位1%の最富裕層の収入が2012年には
国民全体の19%を超し、大恐慌前年の1928年以来最大の割合となった
ことが11日までに判明した。上位10%の収入は全体の48・2%を占めた。
AP通信が米カリフォルニア大バークリー校などの分析として報じた。
投資による利得に課税する資本利得税の増税を前に、最富裕層が駆け込みで
株式などを売却したことが一因。12年は最富裕層の収入が20%増加したのに
対し、国民の99%は収入が1%しか増えず、格差が一層鮮明になった。
同年に上位1%を占めた最富裕層の年収は39万4000ドル(約3900万円)超で、
上位10%の富裕層は年収11万4千ドル超。
最富裕層は、07年から09年までの金融危機と株価下落の直撃を受け、
収入が約36%減少したが、09年6月以降は景気回復の恩恵をほぼ独占的に
享受し、収入増加分の約95%を手にした。(共同)
◎URLリンク(www.nikkansports.com)