13/09/27 00:09:47.27 Gds0aYJ7
アメリカも極端な新自由主義の申し子みたいに言われているけど
戦後すぐ、それこそ30~50年前のアメリカは実はかなりの福祉国家だったんだよな
その後、政治システムによりどんどん下層が切り捨てられていったけど
根源はやっぱり人種問題・移民問題になるみたい。
アメリカで多くの人は、建前では色んな人が混ざった社会、ダイバーシティだの何だの言ってるけど、
白人にとっちゃ「福祉に金を使われると、俺が払った税金が
ヒスパニックなどの移民のためばっかり使われることになる」という感覚がやっぱり根強いみたい
だから税金はできるだけ少ないほうがいい、自分で自分のことはやる、という感覚になる
日本の場合もそういう感覚はあるけど基本、ほぼ皆日本人だしね。
韓国人云々騒いで、生活保護を削ろうという動きはアメリカのそれに通じるものはあるが、
アメリカのその動きの規模とは比べものにならない。
とにかく移民の少ない社会だと、「他の人種に手厚い福祉は嫌だ」みたいな感覚が薄いので
福祉が比較的生き残りやすい傾向にある
北欧福祉国家だって今はアラブ系移民がどんどん増えて、
福祉削れ削れって声がどんどん大きくなっているようだし、今後どうなるやら。
やはり「皆出自が同じだから、皆で自分の住む国家の生産性を上げていこう」という感覚を
どこかで持っていないと、国家としての求心力もそうだし、福祉も保てないんだなと思った。