【自動車】カタログ燃費「36.4km/L」を実現したホンダ『フィット』、秘密は車重にあり? [09/10]at BIZPLUS
【自動車】カタログ燃費「36.4km/L」を実現したホンダ『フィット』、秘密は車重にあり? [09/10] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
13/09/10 20:49:16.90
プラグインハイブリッドを除く、ハイブリッドカーとして燃費性能トップになったことが
話題を集めているホンダ・フィットハイブリッド。その36.4km/LというJC08モード燃費は、
ホンダの技術力が込められています。

ただしフィットハイブリッドにおいて、36.4km/Lという燃費性能を実現したのはハイブリッドの
ベーシックグレードのみで、上級グレードになると燃費性能は31.4~33.6km/Lと異なる数値に
なっています。

その理由は、もしかすると、ベーシックグレードが1080kg、上級グレードが1130~1140kgと
重くなっていることにあるかもしれません。とはいえ、車重は軽いほど燃費性能に有利という
単純な話とは言い切れません。そもそもグレードの仕様違いで50kgもカタログスペックが
異なるというのは、このクラスでは珍しいといえます。実際、燃料タンク容量がベーシック
グレードだけ32リッター(そのほかのグレードは40リッター)になるなど徹底した軽量化が
なされているのです。断定するわけではありませんが、「1080kg」は、単純な車重にとどまら
ない、それを実現するのに意味ある数字といえるかもしれないのです。

おそらく、それはJC08モード燃費の計測方法にヒントがあるかもしれません。

計測機械の上で、各種の負荷などの条件を整えて、排出ガスを測定するのがJC08モードの
測り方で、空気抵抗やタイヤの転がり抵抗などは実際の車両で測定して、そこから導かれる
数値を入れるようになっていて、燃費もそこから割り出されます。その際、重量による
負荷については以下のように、区分分けされています。

●等価慣性重量の標準値 : 試験車両重量 (一部抜粋)
 1020kg : 966~1080kg
 1130kg : 1081~1190kg
 1250kg : 1191~1305kg
 1360kg : 1306~1420kg
 1470kg : 1421~1530kg

なお、試験車両重量とは、カタログに掲載されている車両重量に110kgを足したものです。
ですから、車両重量が1080kgのクルマは排出ガス計測時に計測機械に設定する等価慣性重量は
1130kgとなり「軽いクルマ」となりますが、車両重量1130kgはひとつ上の区分となり、等価
慣性重量は1250kgと「重いクルマ」になります。一般に、前者のほうが条件が有利といえるのです。

また、車両重量は燃料が満タン状態での重さですから、わずかに燃料タンク容量を減らすことで、
試験車両重量の区分をワンランク下げるというのは、レギュレーションに対応する手段としては
珍しくないことといえます。逆に、メーカーオプションの装着など仕様違いにより、試験車両
重量の区分が変わってしまい、結果として燃費性能が異なるケースもあります。

これらによる実際の燃費への影響とは関係なく、燃費計測のクラス分けとして負荷が変わって
くるわけです。

ちなみに、フィットでは1.3リッターガソリン・アトキンソンサイクルエンジンの13Gにおいても、
ベーシックグレードのみ車両重量は970kgとなっています。このグレードも燃料タンク容量は
32リッターです。

フィット13GのJC08モード燃費性能は、ベーシックグレードの13Gが26.0km/Lなのに対して、
上位グレードでは24.0~24.4km/Lとなっています。

とくに燃費をセールスポイントにしているモデルほど、等価慣性重量を意識した車両重量なのか
どうか、カタログなどをチェックしていくのも面白いかもしれません。

URLリンク(clicccar.com)


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