13/07/17 11:52:16.71
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政府は、風俗営業法が定めるダンス規制を見直す検討に入った。
風営法は、クラブなど客にダンスをさせる店に公安委員会の営業許可を求め、
営業時間を制限している。この規制に基づき、クラブの摘発が相次いでいることに
危機感を抱いた愛好家による風営法改正を求める運動が拡大。
5月には音楽家の坂本龍一さんらが中心となって集めた15万人分の署名を
超党派の国会議員に提出した。政府は規制改革会議などで議論を進める方向だ。
「踊れる国」を求めて草の根的に広がったダンス愛好家の訴えは、結実するのか。
「クラブって『風俗』ですか?」。
5月20日に発足したダンス文化推進議員連盟(会長・小坂憲次元文部科学相)。
その初会合で、風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕されたクラブ「NOON」
(大阪市)の経営者、金光正年さん(50)が、悔しさをぶちまけた。
逮捕されたのは昨年4月4日。午後9時43分、ビートルズなどのロックを流し、
客ら約20人の踊る店内に大阪府警の捜査員45人が乗り込んだ。
「無許可でダンスをさせた疑い」。「なぜ踊ってはいけないのか」と問う金光さんに
捜査員は「法律や」と繰り返した。
クラブなど客にダンスをさせる店の営業は、地元の公安委員会の許可が必要で、
開店時間は深夜0時(一部地域は1時)までに限られる。
若者が集まるクラブにとって深夜は書き入れ時。許可を受けずに深夜営業するケースが
多く、金光さんも無許可だった。
金光さんのこだわりは地元のDJやアーティストを起用し、音とダンスを通じて
大阪を元気にすることだった。
「SAVE・THE・NOON(ヌーンを救え)」。逮捕後、金光さんにDJらの
訴えが届く。「規制を変えてクラブを再開する」。留置場で決意した。
クラブ事情に詳しい弁護士らによると、摘発は2010年ごろから本格化。
5月にも東京・六本木の人気クラブが摘発されるなど、この2~3年で20店近くが
閉鎖に追い込まれたという。
捜査のメスは社交ダンスにも及ぶ。11年6月、サルサバーの草分けとして
六本木で20年営業してきた「スダーダ」の池田克彦店長(44)が
風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕された。ラテン音楽に合わせてペアで踊る
サルサへの取り締まりに池田さんは「まさか逮捕されるとは思わなかった」。
12年7月、スダーダは閉店した。
-続きます-