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札幌市を中心にスーパーマーケットを展開する「ラルズ」（札幌市）が、納入業者から従業員を
派遣させて無報酬で働かせるなどしたとして、公正取引委員会が独占禁止法違反（優越的地位の
乱用）で約１３億円の課徴金納付と再発防止を求める排除措置を命じる方針を固め、同社に事前
通知したことがわかった。
関係者によると、ラルズは数年前から新規開店や店舗改装の際、納入業者から従業員の派遣を受け、
商品の陳列作業などを無報酬で行わせていた疑いがある。新規開店の協賛金を強要したり、衣料品
などの購入を強制したりすることもあったという。
ラルズは北海道内流通大手「アークス」（同市）の子会社で６１店舗を展開。アークスは「通知
内容を精査確認し、対応を慎重に検討する」としている。公取委は処分案に対する反論などを聞き、
正式処分を出す。
●参考 URLﾘﾝｸ(alp.jpn.org)
◎株式会社ラルズ URLﾘﾝｸ(www.arcs-g.co.jp)
◎URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)
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