【電機】日本人技術者の最大の受け皿・サムスン、出身企業の第1位はパナソニック [06/05]at BIZPLUS
【電機】日本人技術者の最大の受け皿・サムスン、出身企業の第1位はパナソニック [06/05] - 暇つぶし2ch2:ライトスタッフ◎φ ★
13/06/05 10:07:54.96
>>1の続き

■最大の受け皿はサムスン

図2は、各国から出願された特許の中から、代表的な企業の件数・発明者数をまとめたもの。3カ国の
うち出願件数が最も多かった韓国企業においては、サムスンが最も多く、2位のLGを大きく引き離し
強い存在感を示している。韓国企業のデータは、件数が膨大なため、解析対象期間を2008年以降と
短くしているが、それでもなおサムスンの突出が目立ち、日本人発明者数も圧倒的に多い。

●図2 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

また、台湾企業では、鴻海の出願件数が最多。その日本人占有率は7.2%と極めて高いことが分かる。

一方、中国企業の存在感は薄く、日本人発明者も極めて少ない。WIPO(世界知的所有権機関)に
よれば、特許協力条約(PCT)に基づく2012年の国際出願は、企業別では1位にZTE、4位にファー
ウェイと、中国企業の躍進が目立っている(知財情報局のWebサイト参照)が、この2012年は未公開
の期間となっており、本データには反映されない。また、公開期間に入ったものでも、日本へ未移行
の場合は、本データには入らない(これらは、中国企業だけでなく、すべての出願人に共通)。
これらの事情から、新興である中国企業では、今のところ目立った動きを確認することはできないが、
今後間違いなく件数の増加が見込まれ、同時に日本人技術者の動向についても注目される。

以上を踏まえると、現時点のデータ上では、サムスンが、日本人技術者の最大の受け皿企業と言える。

●図3:サムスンの新規日本人技術者推移
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

■出身企業の第1位はパナソニック

サムスン横浜研究所を含めた、サムスングループに転職した日本人技術者は、もともとどこの企業の
出身なのか。2002年以降、同グループからの出願に名を連ねた日本人技術者485人を追跡し、彼らの
出身企業を集計したのが図4。日本の名だたるエレクトロニクスの雄の出身者が集まっていることが
確認できる。

●図4 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

なかでもパナソニック出身者が最多である。ここには、三洋電機出身者を含めておらず、三洋電機は
別途5位にランクインしている。次いで2位がNEC、3位が東芝、日立と続く。以下、データ上の
「サムスンの日本人技術者」は、すべてこの485人のことを指す。

■有機EL発展の陰に日本人技術者

サムスンの日本人技術者による出願を、技術分野ごとにまとめたのが図6。テレビやデジカメ、
スキャナーなどに係る画像処理・通信技術(H04N)が件数の上では最多であった。

●図6 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)

■今後はリチウムイオン電池関連に傾注

では、サムスンの日本人技術者は、近年どんなテーマに傾注しているのだろうか。それを分析する
ために、技術分野ごとに特許出願推移をまとめたのが6。過去からのトータルでは、図8のとおり、
テレビやデジカメ、スキャナーなどに係る画像処理・通信技術(H04N)が最多であった。近年は、
リチウムイオン電池を始めとする電池関連技術(H01M)に注力していることが分かる。

●図8 URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)


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