【コラム】シンガポールは"明るい北朝鮮"、成長の秘密は『エリート主義』と『借景思想』--中村繁夫 [06/04]at BIZPLUS
【コラム】シンガポールは"明るい北朝鮮"、成長の秘密は『エリート主義』と『借景思想』--中村繁夫 [06/04] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
13/06/04 10:37:07.01
シンガポールの親しい友人たちは例外なく超エリートだ。彼らは全員留学経験があるが、
英米だけでなく日本や中国などにも留学又は駐在しているので、多様性のある考え方の
持ち主が多い。共通言語は英語、中国語だが、第3言語もできるのが普通だ。

大卒のトップクラスの初任給は6000シンガポールドル(約48万円)である。競争に勝ち残れば
高い報酬が約束される。シンガポールの高級公務員などは報酬も多い分、義務感も強いように
見える。一方で、就職してからも競争は続き、成績が悪ければ自動的に10%くらいが退職を
余儀なくされるという。

今年、弊社でシンガポールに現地法人を設立した。社員は就労ビザが必要になる。その取得条件が
年々厳しくなっている。役職と報酬額と学歴がチェックされるが、海外赴任を計画していた1人に、
日本の大学を辞めて海外留学した社員がいた。訳があって留学先の大学も中途退学した。それでも、
海外経験は充分なので、本人の実力を見て適格であると判断した。 

だが、シンガポールのルールでは高校卒業としてしか扱わないので就労ビザが下りないのだ。
外国企業の人材でも受け入れ条件が厳しいのには驚かされた。明らかに特権意識が働いており、
シンガポールにとって下級労働者はすでに飽和状態で、シンガポールの国民の労働の機会を
なくすので労働ビザを出せないというのだ。

■「明るい北朝鮮」と揶揄されるほどの徹底ぶり

考えてみれば、私の孫娘は上海で地元の小学校に通っていたが、宿題の多さや毎日行われるテストで
席順まで決まる猛烈教育のやり方を聞いて驚いたことがある。成長するアジア各国では、選抜制度が
あって徹底したエリート教育が行われているのが当たり前なのだ。どうやらぬるま湯体質で悪平等
教育を推進しているのは日本だけのようだ。

淡路島と同じ大きさの国土しかないシンガポールは建国当時、東南アジアの貧乏国家だった。
マレー半島の先端に位置する港湾だけが頼りのその新興国家が1965年の建国後わずか50年間で
世界に冠たる経済大国になった。2007年に日本の1人当たり名目GDPを追い抜いた。その秘密は
何か? その答えが「超エリート主義」と「借景思想」である。(※続く)

URLリンク(wedge.ismedia.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch