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飲食店を装い、客にダンスをさせるなどしたとして、警視庁生活安全特別捜査隊は26日、
風営法違反(無許可営業)容疑で、東京・六本木のクラブ「バニティー・レストラン
・トウキョウ」の30代の経営者ら男3人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。
クラブなどの店内で飲食物を出し、踊る場所を提供する「ダンスホール」は風営法に基づき、
各都道府県の公安委員会の許可が必要で営業時間は午前1時までに制限されている。
バニティーは時間制限のない「飲食店」として届け出をしており、警視庁は夜通し営業する
ための偽装工作とみている。店の出入り口には「ダンス行為禁止」の看板を掲げていた。
逮捕容疑は、26日未明、都公安委員会の許可を得ないで店内にDJブースなどを設け、
客にダンスをさせ、酒などを提供したとしている。
■酔客のトラブル続出
警視庁が東京・六本木で脱法クラブの摘発に踏み切った背景には、周辺で同店の酔客同士による
けんかなどのトラブルが後を絶たないことがある。警視庁幹部は「脱法クラブが治安悪化の一因に
なっていることは否めない」と指摘する。
今回摘発されたバニティーは約500人を収容する都心最大規模で、週末の夜間を中心に男女の
出会いの場になっているとされる。26日未明の摘発時にも満員で約100人が入店待ちの行列を
作っており、警察官や客、やじ馬でごった返して一時騒然となった。
クラブは、風営法で規制された午前1時以降もダンスの場を提供するため、飲食店として届け出る
脱法業態として拡大。摘発を強化する警察当局に対し、一部の音楽家らが規制緩和を求める
15万人分の署名を国会に提出し、今月20日にはこれを支持する約60人の議連が発足した。
警察当局は時間外のダンス営業そのものより、クラブ側が店外のトラブルを放置する傾向にある
ことを問題視しており、警視庁幹部は「店の客がトラブルに関与しているならば、何らかの対策を
考えるべきだ」と強調している。
六本木を管轄する麻布署では、脱法クラブの営業時間と重なる午後10時~午前8時に110番
通報が集中。今年1~4月には2149件で全体のほぼ半数を占めており、バニティーが入居する
ビル周辺に限っても125件寄せられた。
通報内容は「クラブ内で彼女がナンパされたと思い込み、顔を殴った」「外国人男性から因縁を
つけられ、突き飛ばされてけがをした」などと暴力行為が絡んだ事案も少なくない。
バニティーと同じビル内のクラブでは昨年9月、男性客が暴走族OBグループに暴行を受けて
死亡する事件が発生。直後に無許可営業で摘発され、閉店した。バニティーは今年2月、店名を
「ラウンジ」から「レストラン」に変更しており、摘発を警戒して偽装営業を続けた疑いがある。
●警視庁の摘発を受け、クラブ「バニティー」が入るビルやその周辺は一時騒然とした
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
●参考/VANITY RESTAURANT TOKYO
URLリンク(tabelog.com)
URLリンク(www.tokyo-club.net)
◎VANITY RESTAURANT TOKYO URLリンク(www.vanitytokyo.com)
◎URLリンク(sankei.jp.msn.com)