13/04/21 23:12:55.17
インドネシアで開かれていたAPEC＝アジア太平洋経済協力会議の貿易担当の閣僚会合は、域内での自由貿易圏の構築に向けて、
TPP＝環太平洋パートナーシップ協定など経済連携の取り組みを加速させることなどを盛り込んだ閣僚声明を発表して閉幕しました。
太平洋を囲む21の国と地域が参加しインドネシアのスラバヤで開かれていたAPECの貿易担当の閣僚会合は、
21日、議論の成果をまとめた閣僚声明を発表して閉幕しました。
声明では、APECが目指す2020年までに自由貿易圏を構築するという目標に向けて、
TPP＝環太平洋パートナーシップ協定に加え、
ASEAN＝東南アジア諸国連合や日本、中国など合わせて16か国によるRCEP＝東アジア地域包括的経済連携などの経済連携の取り組みを加速させるとしています。
そのうえで、各国が外国企業よりも国内企業を優遇するといった貿易上の保護主義的な措置を抑止することや、
停滞しているWTO＝世界貿易機関の自由化交渉について、ことし12月にインドネシアで開かれる閣僚会議で進展を図ることなどを確認しました。
議長を務めたインドネシアのギタ商業相は会合後の記者会見で、
「APECとして、世界経済のエンジンの役割を果たしたい。そのためにもアジア太平洋地域での経済連携の取り組みを支持する」と述べました。
ソース：NHKニュース
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