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イタリアのシエナの検察当局は野村ホールディングスの資産、約１８億ユーロ
（約２３００億円）相当を差し押さえた。
モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行がデリバティブ（金融派生商品）を
利用して損失を隠蔽（いんぺい）した疑いの捜査の一環だという。
検察の１６日の発表によると、差し押さえは詐欺と高利貸しの疑いに関連している。
当局はモンテ・パスキの元幹部３人の資産、約１４４０万ユーロも差し押さえた。
差し押さえはシエナとローマ、ミラノ、ボローニャ、カタンツァーロで実施した
という。
モンテ・パスキは野村の元幹部らは共謀して、合計で５億５７００万ユーロの
損失隠しに利用された２００８年と０９年の２つのデリバティブのうちの一つ
「アレクサンドリア」を設計したと主張している。
差し押さえられた資産のうち約１７億ユーロ相当は、野村がアレンジした
ファイナンスについてモンテ・パスキが野村に差し出した担保だと検察は
説明している。
野村の欧州責任者だったサディック・サイード氏と野村従業員の
ラファエル・リッチ氏が当局への妨害や偽証の疑いで捜査の対象であることも
検察がこの日明らかにした。
（ブルームバーグ Ｅｌｉｓａ Ｍａｒｔｉｎｕｚｚｉ、Ｓｅｒｇｉｏ Ｄｉ Ｐａｓｑｕａｌｅ）
ソースは
URLﾘﾝｸ(www.sankeibiz.jp)
■野村ホールディングス URLﾘﾝｸ(www.nomura.com)
2013年4月16日 本日の一部報道について (PDF 52KB)
URLﾘﾝｸ(www.nomuraholdings.com)
株価 URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)