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韓国の一般的なレストランに流通している牛・豚のカルビの多くが、
骨に違う部位の肉を付けて作った「偽カルビ」で、複数の国からの輸入肉を
張り合わせていた可能性があることが明らかになり、韓国国内で議論となっている。
複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「カルビの中の不都合な真実、流通している牛・豚カルビの多数が
骨に他の部位肉つけた偽物」、「米国・ドイツ産による多国籍成型カルビ」などの
見出しで伝えた。
12日までに仁川警察は、食用接着剤を用いて、スペイン産の牛骨に米国産の
牛肉などを付ける方法で偽の牛カルビなどを加工・流通した業者ら10人を
書類送検した。
業者は、スペイン産の牛骨に米国産の牛肉を付けた偽カルビ8.6トン、
時価6億ウォン(約5200万円)分を作り、国産の韓牛カルビと偽って販売した疑い。
しかし、加工業者に適用される法令は、「農産物の原産地表示に関する法律」だけ
であり、偽カルビを作ること自体については制裁する法律がないため、消費者たちの
不満が高まっていると紹介。
偽カルビに使用される食用接着剤が認可された食品添加物であれば法的に問題は
ないため、このような法律の盲点を悪用して、畜産業界では、接着剤で貼り付けた
偽カルビを流通している状況だという。
豚や牛1頭あたりから取れるカルビは少量であるのに対し、
レストランなどでの需要は多く、偽のカルビを加工・供給せざるを得ないという背景も
あると解説。
しかし、この事実を知らなかった消費者は、早急に対策を講じるよう政府に
求めており、この慣習を是正するようにとの声が高まっている。
ソースは
URLリンク(news.searchina.ne.jp)