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ソフトバンクは8日、米ドル建てとユーロ建てで総額20億ドル(約1940億円)の社債を発行すると発表した。
今年半ばに予定される米携帯電話3位のスプリント・ネクステル買収資金などにあてる。
これまで、つなぎ融資や円建て社債による資金調達で買収資金をまかなうとしてきたが、
一部ドル建てでの調達に切り替えることで為替変動によるリスクを軽減する狙いがある。
利率や起債時期などは未定。
米、欧、アジアの投資家向けに販売する。調達資金の大半をスプリントの買収資金にあて、残りを借入金の返済にも充当する。
ソフトバンクは約201億ドルでスプリントを買収する計画。
3月には、事業会社としては過去最大となる個人投資家向け社債などで3700億円を国内で発行した。
ソフトバンクは調達先を分散する方針で、総額6000億円近くを社債でまかなうこととなる。
米ドル建ての社債市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和の影響で金利が歴史的に見て低い水準で推移している。
年限7年のドル建て社債の流通利回りはシングルA格で2%強、トリプルB格で3%強程度の銘柄が多い。
これまで円建てのつなぎ融資や社債で調達してきた分を一部米ドル建てで長期の負債に振り替える。
ソフトバンクは現在、日本格付研究所(JCR)からシングルAの格付けを得ている。
外貨建て社債の発行に合わせ、新たに格付けを取得する予定としている。
ソース:日本経済新聞
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