13/03/25 10:40:49.91
ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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「最近、株式投資を始めたの。私にとって全く新しい分野なのだけど」。
米国のサイコ・スリラー映画「ブラックスワン」(2010年)に出演した美貌の女優、
ミラ・キュニスによる発言がウォール街で物議を醸している。
経済番組CNBCに登場した際に発したもので、キュニスは「預金から資金移動を考えて、株式や企業の勉強を始めた」という。
キュニス発言にウォール街関係者が反応するのはなぜか? 「素人が株式投資に
乗り出したら、株式バブル(崩壊)の予兆」という格言があるからだ。
格言の発祥は、1929年の大恐慌直前にさかのぼる。
当時の資産家で、暗殺されたジョン・F・ケネディ米大統領の父親として
知られるようになるジョセフ・P・ケネディは、相場急落の直前に保有株式を
売り切り、資産の保全に成功した。
ケネディが手じまい売りを決めたきっかけは、街頭で出会った靴磨きの少年だった。
靴を磨いている最中に少年が「この株は上がるよ」と既に著名な投資家だった
ケネディに対し投資指南をした。素人の市場参入に「これは売り時だ」とケネディは
確信したのだった。
実はこの格言は、昨年も的中している。銘柄はアップルだ。
昨年夏、米国人のお茶の間で有名なテレビ・タレント、キム・カルデシュアンが
「アップル株を買った」とツイッターで発言した。当時、アップル株は
ヘッジファンド株では最も人気の銘柄で、直後にアップル株は最高値をつける。
だが、その後の顛末(てんまつ)はご存じの通り。四半期決算で相次いでアップル株は
アナリスト予想を裏切った。ヒット製品欠乏症となり、ヘッジファンドが投げ売りした
結果、アップルの株価は昨年9月のピークから4割近く下げている。
足元は代表的な株式指数であるS&P500種指数が最高値に迫り、ウォール街では
高揚感と高値警戒感が交差している。
景況感の改善と米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和解除という硬軟材料が
微妙なバランスをとったうえでの株高局面だ。確かに直近の株高は必ずしも好業績を
伴っておらず、あくまでも景況感の改善という「気」の効果である。
実際、先週後半からは、クラウド関連で買われてきたアマゾン・ドットコム、
ソーシャル・ネットワークキング・サービス(SNS)の雄、リンクドインと
フェイスブックが急に売り込まれている。いずれも昨年12月半ばからの上げ相場を
支えてきた銘柄である。
予想株価収益率(PER)などの株式指標から見て割高感のあった銘柄は、相場が
調整する際の「鉱山のカナリア」役--調整局面において、他の銘柄に先駆けて
下げる銘柄--とされている。ウクライナ出身の美人女優の株式投資ですら
ニュースになってしまうのは、神経質な地合いがゆえの理由があるのだ。
(産経新聞ニューヨーク駐在編集委員 松尾肇)
-以上です-
“ミラ・クニス”でググって出てきた画像
2012年6月、映画『テッド』のLAプレミアに登場したミラ
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2010年、体重が43キロだったと思われる頃
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