13/03/21 08:58:22.92
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韓国のサムスン電子は、ライバルの米電子機器大手アップルに対抗し
腕時計型製品の開発に着手したことを明らかにした。
スマートフォン（高機能携帯電話）のような機能を備え、身に付けて使う
「ウェアラブル機器」分野の創造を目指す。
サムスンのモバイル事業のイ・ヨンヒ執行副社長はソウルでインタビューに応じ、
「われわれは長期間にわたって腕時計型の製品を準備している」と述べた上で、
「製品発売に向けて懸命に取り組んでいる。未来の製品の準備であり、腕時計が
その中の一つであることは確かだ」と語った。
同執行副社長は腕時計のデザインや想定価格、発売時期については明らかにしなかった。
サムスンは成長ペースが鈍化する世界市場で顧客獲得競争をアップルに挑むため、
先週発表した「ギャラクシーＳ４」を含め年内にスマホの高級機種３製品を発売する
予定。
アップルの関係者は先月、同社がスマホ「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」や
タブレット端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」のような機能を使える腕時計型端末の開発に
約１００人規模のチームで取り組んでいることを明らかにした。
イ氏は「消費者が有意義な使い方をできる製品をどこが最初に出すかが問題だ」と
語った。
関係者の一人によれば、アップルは腕時計型端末の年内発売を目指している。
米シティグループのアナリスト、オリバー・チェン氏によると、世界の腕時計産業の
２０１３年の売上高は６００億ドル（約５兆７０００億円）を超える見通し。
米オラクル・インベストメント・リサーチのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、
ローレンス・バルター氏は、腕時計型製品の開発者にとって、価格を２００ドル以下に
抑えられるかが一つの鍵となると指摘する。
同氏は「これはアップルが先駆者となっている新しい分野で、サムソンからの競争に
直面するだろう。もし私がアップルだったら、時計の価格を戦略的に極力下げ、
可能な限り、多く広めることを目指すだろう。サムスンは今後、アップルの行く手を
阻もうとするだろう」との見方を示した。
米市場調査会社ＮＰＤグループのアナリスト、マーシャル・コーエン氏は
「携帯電話を身に付けられる製品として新設計する競争が始まっている。
端末メーカーからアクセサリーメーカー、さらにファッション・デザイナーなど、
あらゆる方面からの手ごわい競争が起きるだろう」と述べた。
（ブルームバーグ Ｊｕｎｇａｈ Ｌｅｅ）
-以上です-
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